04699-170309 「すわるパンツ」と「いざという時のジャケット」でお尻すっきり歩きやすい座りやすい

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もう「すわるパンツ」以外のパンツ、スラックス、スーツのズボンなど穿きたくありません。

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なぜかって？

一言でいえば「スウェットの快適さ」。ヒップにポケットをつけないという設計が、どんなに尊いか。

普通のズボンのようにヒップにポケットがあると、当然、何か入れます。そのまま座ると、お尻の下に違和感。財布、名刺入れ、鍵、iPhoneなど、何らかの「物体」の上に座ることになるから。ヒップの下に段差ができるし、左右のアイテムが違えば高さも異なるので腰が曲がる。

その状態で長い時間座っていれば、身体が歪む。次第に違和感が鈍磨してくる。身体にいいはずがない。

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この「すわるパンツ」にはヒップポケットがありません。そこに2つの意味があります。第1に、ヒップポケットがないから、何も入れられない。入れられないから、座るときにヒップの下に物体が何もない。お尻スッキリ。

歩くときも快適。ヒップポケットに入れたアイテムに引っ張られないから、窮屈さゼロ。座ったときも同じく、お尻のアイテムに生地が引きつれる呪縛感がない。ヒップ側に重量がないから、腹部が締め付けられない。

第2に、ヒップポケットの布がない。これがすごく大切。ヒップポケットそのものがないから、内側にポケットを形作る2枚重ねの布が左右どちらも存在しない。その結果、パンツ自体の布1枚の上に座ることになる。これが「スウェットの快適さ」の源泉。

「すわるパンツ」を知ってしまって以来、他のズボンを穿くと、ヒップポケットを構成する2枚重ねの布の厚みって想像以上に大きいことを思い知ります。2枚重ねの布が左右にあるから、ヒップの下に凹凸ができる。それがないだけで、座り心地抜群。次からスーツを作るときはヒップポケットなしで（入り口だけのフェイクで）作ろうと思うくらい。

つまり「すわるパンツ」は、「ヒップポケットにものを入れない」から素晴らしいだけでなく、「ヒップポケット（を形成する2枚重ねの生地）が存在しない」から素晴らしいのです。感動ものですよ。

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ではポケットはどこへ？ それが「すわるパンツ」の賢いところ。ヒップポケットを「サイドポケット」に移したのです。パンツのサイドにあれば、立ったときも座ったときも、ポケットの中身が身体を圧迫しません。上に座ってしまうことがないし、鼠蹊部を圧迫することもない。大発明です。

座ったときにポケットの中身が落ちることもない。ジャラッと小銭を入れていても落ちない。素晴らしい。

そのサイドポケットは只者ではない。サイドポケットのさらに前に、従来同様、前ポケットがあります。前ポケットとサイドポケットは重なっているのに、両者の中身が重ならないように設計されている。この感動は穿いてみないとわからないと思います。ホント、賢い。

長時間のフライトや新幹線でもこれなら安心。貴重品をポケットに入れたまま、ヒップはしっかりシートに接して、安定した座り心地。つまり、出張や海外旅行にも最適なパンツ。

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そんなわけでもう、他のズボンを穿く気が起きません。どうしましょう。なので本日発売日に、1本目のブラック（L）に続いて、2本目としてチャコールグレー（L）も注文。「スーツ」以外のジャケットやブレザーを着たとき、パンツはこれだ。

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